指導塾講師の仕事の特徴、教える仕事のやりがいについて

 

個別指導の塾講師の仕事をしています。生徒と1対1で授業を行うスタイルです。時には2〜3名を相手に指導することもあります。授業のひとコマは90分と長めに設定されています。ブースにはホワイトボードがあり、生徒は着席しますが講師は立ったまま授業を行います。

 

テキストはあらかじめ用意されており、講師が買い求めたりする必要はありません。私物のテキストなどは持ち込めないため、授業準備をするには出講時間の少し前に教室に入る必要があります。ただ、あまり早く教室に入って準備すると、無給で働く時間が増えますから、ほどほどにする必要があります。

 

授業の内容を記す報告書や生徒に渡す連絡帳など、授業時間内に書かなければならない書類がたくさんあります。親御さんとの面談や生徒のスケジュール管理などは社員の仕事になりますから、講師は授業に集中して生徒のやる気成績を上げることが大切です。

 

生徒との相性や教科を指導する難しさを感じた場合は、すぐに社員に相談します。あくまでアルバイトですから、問題を抱え込みすぎないことが大事だからです。

 

時給も高く、他のアルバイトに比べれば待遇の良い仕事だと思います。ただ時給が高ければ高いほど、求められることも増えますので、喜んでばかりもいられません。

 

何よりのやりがいは、生徒が理解しあるいは成績が上がって輝くような笑顔を見せてくれることです。講師の多くがその感動を忘れられずに、この仕事を続けているのではないかとさえ思うほどです。


 

教室数が10教室以下のの中規模以下の塾講の話

 

私は、小中学生をターゲットとした進学塾で講師をしていました。

 

大学生時代にアルバイトで塾の講師を去れていた方もおられると思います。アルバイトの時間講師ですと、授業の始まる30分から1時間前くらいに職場につき、授業の準備をします。授業時間が来たら、2時間程度の授業を行い、欠席した生徒の家庭は連絡をしたり、質問を受けたりして授業後30分程度帰ることになります。

 

常勤の社員講師ですと、もちろん塾によって細かい勤務時間は異なるとは思いますが、13時頃が出社時間となります。その後、小学生の授業が17時ころから始まります。授業から授業後までの流れは時間講師と同じですが、その後も社員間の打ち合わせや、事務的な仕事、はたまた、夜中にチラシのポスティングに行ったこともあります。だいたい退社時間は23時くらいですが、夜中になることもよくありました。

 

大きな塾や予備校であれば、講師は教えることに専念すれば良いのかもしれませんが、中規模以下の塾では、そうもいきません。私の場合、まず、アルバイトの時間講師さん向けに、毎週、講師通信のようなものを作っていました。これは、塾全体で共通認識を持っておかなければならないことを伝えたり、時期によって、今はどういう時期なのかを時間講師さんに伝えます。

 

中間テストや期末テストまであとどれくらい時間があるのか。また受験生にとってはどういう位置づけの時期なのか。生徒にどのような声かけをしていけば良いか。はたまた、講師さんの服装への注意など、いろいろと内容がありました。

 

また、塾にとってみると、最大の稼ぎ時は長期休暇中の講習会なのですが、講習会に向けて、カリキュラムの検討や、テキストやプリント類の作成、新聞への折り込みチラシの検討などもしていました。春休みが終わると、すぐに夏休みの講習会に向けた仕事をして、夏休みが終わると、冬休みの講習会に向けた仕事をするようなイメージでした。

 

TA(ティーチング・アシスタント)

 

私が経験した職業、TA(ティーチング・アシスタント)について説明します。

 

TAとは、大学内で先生の授業の補佐をする仕事です。
私は理系の大学だったので、主に学生実験の補佐をしていました。
理系大学生は自分の授業や実験が忙しく、アルバイトを学外でする時間を捻出するのが難しいので、TAは貴重な収入源になります。

 

TAは、大学4年生もしくは大学院生といった上級生が携わることが出来る仕事のため、常に下級生のあこがれの存在です。

 

この仕事は基本的に、先生(自分の担当教官であることがほとんど)と気が合えばとても楽な仕事です。
先生が何を望んでいるのかをくみ取りながら、後輩の学生の指導をすれば良いので、自分の経験値がどんどん上がります。
私の場合は、担当の先生とあまり相性が良くなかったので、ひたすら先生のサンドバッグにされました(主にストレスの捌け口)。

 

また、私の場合は先生に指導を一任されたので、TA仲間と学生実験の進行や出席確認、期末テストまで一通り先生の代わりに行いました。
本来は先生の補佐役なのですが、3年間のTA業務のおかげで、大学の講義を受け持てるくらいの実力はつきました。

 

現在は、就職により大学からは離れているのですが、結局はTAの仕事で培った指導力が社会人になっても役に立っていると感じます。
TAはなかなか表には出ない仕事ではありますが、大学で学生を指導するという貴重な体験が出来るので、機会があったらぜひやってみることをおすすめします。